軽井沢移住日記-東京から軽井沢まで新幹線通勤のDINKS×2匹-

東京で働く夫婦+犬2匹が恵比寿から軽井沢へ移住を計画、実行していく過程をレポート。初めての地方移住でわからないことだらけですが、自分たちの備忘録と今後移住を検討するみなさんに少しでも役に立てばと思っています。

軽井沢移住について考え始めたきっかけ② 働き方・ライフスタイルの変化

前回、東京の地価高騰により売り時と考えた以外にも移住について考え始めたきっかけがあります。それが、会社が積極的に取り入れ始めた「働き方改革」。また、それに加えて、私たち夫婦のライフスタイルの変化もあるかと。

私たち夫婦は同じグループ会社で働いているのですが、不夜城とも言われて、労働基準監督局の人が目の敵にしているような長時間労働で名を馳せたブラック企業でした。そんな企業文化にどっぷりと浸かっていた私たち夫婦も、例外なく労働時間が長く、私は10時出社23時退社くらいが平均だったかと…(相方はさらなる長時間労働に加え、会食から帰ってから家で残業と、若いからできていたのであって、今やったら確実に倒れるレベルでしたね)

上場したことや世の中の変化に合わせて、労働時間にもかなり制限がかかるようになり、現在はちゃんとしたホワイト企業に生まれ変わったことにより、私たちの時間の使い方も仕事中心から仕事と生活のバランスが取れるようになってきました。現在では、9時出社18時退社が基本の生活です。

また、合わせて「働き方改革」ということで、リモートワークの導入も進み、現在では週1日(多い週は週2日)は終日在宅で働くような働き方に変わってきています。(特に業務上もSlackやskypeなどで問題もありません)

それでも若い頃ならば、会社の飲み会でも二次会・三次会まで付き合わなければいけないとか、六本木に飲みに行って朝方タクシーで帰るとかそういうこともあったのですが、歳とともに役職が上がると誘われなくもなりますしw、そもそも会社の飲み会みたいな機会も昔に比べると減ってきた気がします。そうなると、必然的に家で過ごす時間が増えていくが、タクシーで帰れるところに家がある必要はない、となる訳です。

都会は便利で好きですし、特に自然が大好きという訳ではないと思います。ただ、休日もウィンドーショッピングよりは、スキー、ゴルフ、家庭菜園とアウトドア派な私たち夫婦。週末にしか使わない車の駐車場代も月4万と高いですし、わざわざ週末に群馬や千葉までゴルフや借りている畑に出かけていくのも、なんだかな、と。

また、映画が好きなので、六本木ヒルズのTOHOシネマズに週1くらいで通っていましたが、今は家に大型のテレビを買ったので、NetflixやHuluで十分…という感じのため、東京に住んでいるメリットが生かし切れていない(割には生活コストが高い)という感じになってきたのです。

私たちのように、特に自然大好きとか、子供を自然の多いところで育てたい!というのではなくても、軽井沢ならば、田舎と都会がうまくバランスされた場所ならば暮らせるかもしれない、と考えています。

軽井沢移住について考え始めたきっかけ① 東京の地価がピーク

既に東京生活が人生の半分以上になり、東京での生活に不満も不便も感じていない私たちが東京から軽井沢に移住することを考え始めたきっかけの一つに、ここ最近が(2018年~2020年)東京の地価がピークであるのではないかと考え始めたことがあります。

10年前に買った超築古40年の恵比寿のマンションをフルリフォームして住んでいますが、何の気なしに査定に出したところ、買った金額と同等もしくはそれよりも高い金額で売れそうとなりました。

リフォームして快適ではあるものの、築古マンションであることから、いつかは住み替えを考えなければならないとした時に、高く売れる今はチャンスなのではないかということになり、本格的に引っ越しについて考え始めました。

軽井沢以外にも東京都心を含めて候補はいくつかあったのですが、今のところは軽井沢が最有力となっています。軽井沢が最有力になった過程については、また別の日にまとめようと思います。

ちなみに、恵比寿のみで地価が上がっている訳ではなくて、東京近郊は全体的に地価が上がっているので、暫くは賃貸で、地価が下がったころに良い物件があったら買うというのが第一候補なのですが、軽井沢は広めのDINKS向きの良い分譲賃貸物件がない…というのは、実際に探し始めて最初に直面した壁でした…。その辺もまた後日。